デフラグやスキャンディスク実行中にハードディスクアクセスがあると、デフラグやスキャンディスクは中断します。
また、不要なファイルがあるとデフラグが失敗したり無駄な時間を要することがあります。
デフラグやスキャンディスクが正しく完了しない場合、以下の項目をチェックすることをお勧めします。
■常駐プログラムの停止
デフラグやスキャンディスクを実行するときは、常駐プログラムを停止してください。
ディスクアクセスを発生させる常駐プログラムとして、次のようなものがあります。
ウィルスチェックプログラムがファイル検査のため、ディスクにアクセスします。
Plus!98 にはアンチウィルスが含まれるので、注意が必要です。
赤外線モニターで3秒おきにチェックルーチンが走り、ログファイルにアクセスします。
コントロールパネルの「赤外線」でモニターをオフにしてください。
Find Fast (MS Office を導入すると設定されます) は 2 時間おきにインデックスファイルを更新します。
コントロールパネルの「FindFast」で動作しないよう設定してください。
スクリーンセーバーを設定しておくと、スクリーンセーバーがデータファイルにアクセスします。
コントロールパネルの「画面」でスクリーンセーバーを (なし) にしてください。
また次のレジストリを設定しておくとデフラグ実行時に自動的にスクリーンセーバーがオフになります。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Applets
\Defrag\Settings を開きます。
[編集]−[新規]−[文字列] をクリックし、DisableScreenSaver を作成します。
DisableScreenSaver をダブルクリックし、値に YES を設定します。
常駐プログラムが何もない状態でデフラグを実行するには、Windows98 CD-ROM
の Tools\MTSUtil フォルダにある、
DEFRAG.INF ファイルを右クリックして [インストール] を実行して下さい。
次回 Windows 起動時に、何もプログラムが起動していない状態でデフラグが実行されます。
Safe モードで起動すると、自動起動プログラムが何も実行されないため、デフラグやスキャンディスクが正しく実行できる確率が高くなります。
■不要なファイルの削除
インターネットにアクセスした後で、256文字以上の長い URL が Windows\History
フォルダー以下に記録されると、デフラグ実行中にハングします。
これ以外にも、インターネットキャッシュや履歴はデフラグやスキャンディスクの障害になることがあるので、次の作業でクリアしておくことをお勧めします。
Internet Explorer を起動します。
[表示]−[インターネットオプション] または [ツール]−[インターネットオプション]
をクリックします。
インターネット一時ファイルと履歴をクリアします。
また、スワップファイルをオフにしてからデフラグを行うと、巨大なスワップファイルを処理しなくてよいため処理時間の短縮が期待できます。
次の作業を実行後、Windows を再起動してからデフラグしてください。デフラグ完了後は忘れずに設定を元に戻してください。
ただし、実メモリーの少ない PC で以下の設定を行うのは危険なので、64MB から
128MB 以上のメモリーを搭載した PC でのみ試すことをお勧めします。
「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[パフォーマンス] タブをクリックし、「仮想メモリ」ボタンをクリックします。
「自分で設定する」にチェックし、「□仮想メモリを使わない」にチェックします。
「OK」をクリックし、警告は無視して「はい」をクリックします。
「閉じる」をクリックして Windows を再起動します。
環境によって異なりますが、Windows95 OSR2/Windows98 のデフラグには時間がかかるので、1
時間から 10 数時間は様子を見たほうがいいでしょう。
(10 時間後にデフラグが正常終了した例があります。)
■アプリケーション起動ログの削除
Windows98 はアプリケーションの起動を Windows\Applog フォルダ以下に記録し、
デフラグ時によく使うアプリケーションのファイルを再配置して高速起動できるようにします。
しかし、アプリケーション起動ログファイルが破損しているとデフラグ中にページ違反が発生したり、異常終了することがあるので、
問題が発生する場合は、Windows\Applog フォルダにあるファイルを削除してください。
Applog フォルダにあるのは使用したアプリケーションの起動ログファイルで、*.LGC
は C ドライブの、*.LGD は D ドライブのログという意味になります。
このログファイルは、タスクモニター (Taskmon) によって生成され、デフラグ時にアプリケーションファイルを最適化配置するための情報として使われます。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] で MSConfig を起動し、[スタートアップ]
タブを開くと、タスクモニターが自動起動設定されていることを確認できます。
■典型的なエラー
デフラグに失敗するときに発生する典型的なエラーには、次のようなものがあります。
デフラグが 10% 進んだあたりで停止します
最適化しなければいけないアプリケーションがたくさんあると、この付近で一旦デフラグが停止したように見えることがあります。
Applog の状態が悪いと、本当に停止することも考えられます。
デフラグ実行時に DEFRAG00205 エラーが発生します。
Windows \Applog フォルダにある全ファイルを削除してください。
Applog フォルダに記録されたアプリケーション起動ログに不正な情報が含まれていると、この現象が発生します。
デフラグ実行時にメモリー不足 (DEFRAG009) のエラーが発生します。
FAT32 で 8GB 以上の HDD を 8KB より小さいクラスターサイズでフォーマットすると、メモリー不足エラーが発生します。
通常 8GB 以上の区画を FAT32 でフォーマットすると 8KB クラスターに設定されますが、
特定のフォーマットオプションやツールを使うと 4KB クラスターなどでもフォーマット可能です。
ディスクがフォーマットされていない (DEFRAG0026) エラーが発生します。
Windows95 からのアップグレードで、以前のバージョンのデフラグのショートカットがデスクトップにあると発生します。
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